ゲームオブスローンズを見る人

ゲームオブスローンズの感想日記だよ

10話~リ・ボーン~

謀反人ネッドの打ち首は、瞬く間に王国中を駆けめぐりました。夢でネッドの死を予知していたブランと弟。戦の合間に知らせが届き、悲しみと怒りに打ち震えるロブとキャトリン。私もまだショックから立ち直れないので、更新が少し遅れました。笑

王都ではジョフリー王がまた酷いことをしていました。吟遊詩人にロバート王が亡くなった経緯を歌わせ、拍手して喜んだかと思えば、舌か指どちらを残したい?と。王たる権限を濫用してますよね!?周りの人たちはヒヤヒヤでしょう。自分へ矛先が向かぬよう願うしか…
サンサちゃんにも惨い仕打ちをします。ネッドの打ち首を晒している場所までサンサちゃんを連れて行き、謀反人の顔をしっかり見ろと言うのです!本当に酷すぎる!!サンサちゃんはあの処刑を見て失神したほどに辛かったのに!なのに晒し首を見ろだなんて!!こんな優しさのかけらもない奴が王だなんて嫌だ!!
少し話は変わるけど、驚きのシーンがあって、あのグランドメイスターだったっけ、年寄りで物知りな小評議会の弱々しいお爺さん。あいつウィンターフェルから来た娼婦と一緒にいたんだけど!そしてその娼婦はグランドメイスターに王とは何かを聞き出そうとしてた!どういうワケなんだろうか…。驚きはこの次のシーンで、グランドメイスターが娼婦を見送ったあと、足腰ピンピンでストレッチしてたの!目を疑ったよね!この老人までもが嘘つきで、偽りにまみれているなんて。もう何も信じられない!
ネッドの処刑場で保護されたアリアちゃんは、王都の囚人達と一緒に壁に向かうことに!その囚人達の中にはなんと、防具屋で働いていたロバートの落とし子がいたの!やっぱり私の目は狂ってなかった。絶対この子活躍する!あと、アリアちゃんがスノウくんと再会できるのもアツいよね!

アリアちゃん達が向かう壁では、父ネッドの打ち首を知ったスノウくんが壁から出て兄であるロブの部隊へ合流しようとしていました。しかし、ナイツウォッチが壁から離れればそれは死罪。サムや他の友人に引き止められ、なんとか壁に留まることになりました。ほんといい友人を持ったねスノウくん。スノウくんの脱出未遂は総帥の耳にも届いていたけど、見逃してくれるみたい。そんなのしょっちゅう有るんだって(笑)でも、壁際の深刻さも王都のそれに負けず劣らず深刻だということを総帥はスノウに告げました。やはり青い目の死体が複数出ているようで、壁の向こうの様子がおかしいとのこと。そして、遂に総帥自ら指揮官として出向き、ベンジンおじさんの捜索も兼ねて壁の向こうを調査する事となりました!これはとても気になりますね!今まで一度も詳細に描かれなかった壁の向こうの世界に踏み込むのです!私も一緒に行くような気分!

場面は移り、戦場です。ラニスターはジェミニーが捕らえられ、一部隊が解散し、状況がとても悪くなりました。幹部会議では、もはや和睦をすすめるしかないとの意見も出るほどです。しかし、愚かなジョフリーがネッドを打ち首にした今、ラニスターに交渉のカードはありません。ネッドを打ち首にした王国サイドのラニスターとの和睦など、ロブが相手にするわけない!更にラニスターを窮地に立たせたのは、ロバートの弟であるスタニスです。準備する時間も十分にないこの状況で、怒れるスタークと強いバラシオンに挟まれては太刀打ちできないのです。とりあえずは今より安全な場所へ移ることにするみたい。
そこでタイウィンは、ティリオンを王都へ"王の手"として遣わします。王都を支配せよと。ティリオンの頭脳を認めたようでした。ここで不穏なのはティリオンの近くにいる娼婦、シェイ!なんか秘密を抱えてそうなんだよねー。本名言わないし、タイウィンがこの娼婦だけは連れて行くなと言うし。後々キーになりそうな印象受けませんか!?
一方、スターク陣営では新たな王が生まれました。「北の王」です。もちろんロブのこと。スタークに忠誠を誓った諸侯が、ロブを北の王と称えそう呼んだのです。これが忠誠ってやつなのかな?剣を地面に刺し跪いていました。裏ではキャトリンさんが捕らえたジェミニーを石でブン殴ってました!当然!あの減らず口、キャトリンさんを逆撫でするようなことばかり言う!すっごいムカつくけど、スタークはジョフリーほど愚かではなく、捕虜を戦いのカードとして使うようです。さすが!このまま有利に戦を進めてほしいな!

そして、エピソード1で一番の見所ではないでしょうか、ドロゴとデナーリス。禁じられた魔術で命をつないだドロゴでしたが、死んではいないものの、植物状態のような感じ。生きてはいるけど、語りかけても触っても、キスしてもなにも反応はありません。デナーリスが産んだ赤ちゃんは魔術師の効果で死んでしまったようです。その姿は異様で、体中にウロコがありコウモリのような羽がはえていたとか。え、おばちゃんそれドラゴンじゃね!?ってめっちゃ思いました!
デナーリスは、決して元気な姿に戻ることのないドロゴを窒息死させ、盛大に火葬する事にしました。生前ドロゴは、火葬は名誉だと言ってましたよね。
この火葬に添えられたのが、魔術師のおばちゃんと3つのドラゴンの卵、そしてデナーリス本人。ドロゴの遺体のそばにドラゴンの卵を供え、おばちゃんを火葬場にくくりつけ、火を放ちます。燃えさかる炎の中では焼かれながらおばちゃんが、何の効果があるのか、叫びながら呪文を唱えています。火が全体に回り、最も強く燃えているところへ、デナーリスがゆっくりと足を進めて行きます。そしてデナーリスはすっぽりと炎に包まれてしまいました。その炎は夜の間ずっと燃え続け、全てを灰にしてしまいました。
翌朝、デナーリスに仕えるイケおじが目を覚まし、焼け跡を見に行くと…なんと、そこには全裸のデナーリスが!衣服は焼け落ちましたが、身体には火傷の痕ひとつなく、髪の毛も白色で美しいままです!更に驚くべきは、彼女の身体に寄り添う小さな三匹のドラゴン。そう、ドロゴに供えた3つの卵が孵ったのです!!大昔に絶滅したドラゴンが蘇ったのです!ドラゴンを産んだデナーリスはこれからどの様に生きていくのか。七王国を滅ぼし再びターガリエンの世とすることを望むのかな…
まだまだ続きが気になりますが、エピソード1はここまで。次はエピソード2!バチバチに見ていくぞー!!